私たちの工場は、モータースポーツの街「鈴鹿」で長きに渡りオートバイのマフラーを製造してきました。
マフラー作りでは、バイクの車体という限られた空間の中で、エンジンの性能を最大限に生かすよう、効率よく排気させるためのレイアウトを作ります。
それは数多くの部品から構成され、繊細な曲線を描き、性能をつきつめるほどに機能美を生みます。
むき出しのそのパーツは、性能の高さだけではなく、スタイルの良さも必須です。
その技術をより多くの人に知っていただくため、チタンカップは生まれました。
素材であるチタンの１本のパイプ、１枚の板は、沢山の工程の中で根気強い人の手、人の目を経て形を変えながら息づき、金属のイメージを超えた深みある存在となります。
眺め、手にとってそれを感じて頂きたいと願います。
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